今日はtwitter上でいろんな方の異動や科研採択のツイートをみました。僕もやらんとなーと刺激とショックを受けます(昨年度は忙しさを言い訳にして申請しなかった)。
ある程度区切り目では振り返りをしておこうかと思うのですが,毎回面倒臭さにやられてやってませんでした。そろそろやっておきたい,というのと,今日は比較的余裕があったような気がしたので,昨年度を振り返り,やったこと,やりたかったこと,今年度どうするか,もう少し長期的な視点でどうしたいのかを記録として残しておこうと思います。
2020年度やったこと&できたこと
研究関連
- 博士の学位取った。
- IRTを使って教育効果を検討したみたいな原稿書いた。
- 科研だったり国費だったりで関わっている研究グループの論文(共著)1本が採択された。
- 分析をやった研究の紀要が共著で1本。
- アドベントカレンダーに便乗して記事を2本(IRTの話と心理測定の話)書いた。
- 公認心理師の現認者講習(オンライン)を受け終えた。
- 日本心理学会の公募シンポで統計とのユーザーとしての付き合い方の1例としての発表をした。
- 研究会で授業データの分析を発表,あとベイズ統計を使った研究の口頭発表(web)した。
- 科研(分担)はスタートしたり,分析やったり(継続中)。
- オンラインミーティングだったり,オンライン学会に参加した。
- 数学(線形代数)の勉強を開始(継続中)。
- 「思考と言語」を同僚と読書会した(継続中)。
3月も終わりそうな頃に共著論文の採択通知がきました。わりとコミットしているつもりなのと,データとしてもおもしろいし貴重だと思っているので採択は本当に嬉しかったです。
ただ,客観的にみると私,業績少ないですね・・・。2月から専修大学の国里先生が作ったもくもく会のスラックに参加していて,論文の執筆が少しだけ進むようになりました。これが授業始まってからも継続できたらいいなぁと思っています。
1月までを振り返ると,自分の研究はほとんどできていなかったというのが実態だったかなと思います。割と毎日必死に過ごしていたはずなのですが,一体何をしているんだろうか。いや,仕事(学務)をしているとあっという間に時間が過ぎていってしまっているだけなのですが。これが当たり前になってしまわぬよう気をつけます。でも,もう少し健康的な生活も送ってみたいので,いろいろと考え直す必要があるのかもしれません。
2020年度はなんといっても学位を取れたのが嬉しいですね。学位があるからといって何だという話があるのもある程度は理解できるのですが,ないものからするとあったほうがよかったりするわけで。職場も在学することを認めてくれていたので,なんとか課程博士を取っておきたかったのです。結局,休学期間も含めて在学可能期間もほぼフルに使って,残り数ヶ月というところで無事になんとかとれました。
日常生活関連
- 部屋にデスクを買って,ちゃんとモニタを置けるようにした。
- 研究室はモニタを3枚にした。
- 親知らず2本抜いた。
- 布団乾燥機を買った。
- 新たにコーヒー豆を売っている店を開拓した。
- ラー油作った。
特に大きな変化はありません。自宅でPCを触りやすくできたのはよかったかもです。あと布団乾燥機最高ですね。
2021年度以降にやりたいこと
研究関連
- ドキドキマシーン(仮)を自分でも作れるようにする(加速度とかGSRとか電子工作して取れるようになりたい)。
- 博論の続きの研究をする。
- 達成目標(以前の研究テーマ)関連の眠っているデータたちを論文化して,成仏させる(6年計画)。
- 授業データの論文化。
- 止めてしまっている共同研究の再開
達成目標は,当時,本当はこれで博論にしたいと思っていたもので,データはいろいろと取っていたのですが,1本目がなかなか通すことができなくて,いろいろあって諦めてたものです。学位取れたし,このデータたちもちゃんと世に出せるものもあるはずなので,ちゃんと出したいなと思っています。あと,ある知り合いから,これをもう一つの学位と思ってやったらよいと言われまして,その気になっている次第です。6年計画となっているのは,僕が学位をとるのに6年かかったので,その年数でって感じです。
そんなことやってないで,それ以外にもちゃんと毎年科研を出したくなるようなテーマを見つけろって思うことも多々あるのですが,けじめみたいなものですかね。科研も今年度はちゃんと何か考えて出せるようにしたいです。やりたいことはいろいろとあるのですが,なんかあまりお金なくてもできる研究ばかりを考えてしまっている,共同研究が楽しいとかいろんな要因で必死になれていない気がします。頑張ります。
ふんわりとした目標
- 心理測定に関する自分のモヤモヤをはっきりさせて,方向性をみつける
- Stanで今自分ができる分析を表現できるようにする
- 数理モデルについての理解を深める
- 心理統計の知識中間層にいると思っている自分なり強みをみつける
- 心理統計の体系的な理解
私,心理業界だと心理統計に詳しい人と詳しくない人の間の中間層のような部類になると思います。だけど,決してプロパーではないと思うんですよね。あくまでユーザー。そして最先端の分析をなんでもできるわけではありません。でもそれなりにできます(たぶん)。分析知らない人に説明したりすることもあります。こんな僕の役割はなんだろうと考えています。
研究がもっと先鋭化していくと,それぞれの領域の専門家が共同で研究していくことになるのではないかと思うことがあります。そうした場合,必要なのはそれぞれの人が他にはない強みを発揮することです。そんな時に僕のような中途半端な存在に居場所はないような気がしています。統計もしくは動機づけのプロパーとして,そうしたプロジェクトに加われたらよいのだろうと思います。ただ,僕の周囲を見渡してみるだけでも,僕よりももっと統計に詳しい人はそれなりにいます。そうした人たちが忙しすぎて頼れないから私にまわってくるということはあるかもしれませんが。なら,その人たちと同じくらい統計につよつよになればよいのかもしれません。それは大変だけど一つの手だと思います。
ですが,他にもあると思うんです。簡単に考えると,心理統計に詳しく分かる人の立場と分からない人の立場を繋ぐような役割かもしれません。でもそれだけだと,つないで終わりかもしれません。この繋ぐ中間層の役割のその先をみてみたいなーと思うのです。きっと教育とか科学コミュニケーションのようなところかなとか思ってはいるのですが,まだよくわかってません。統計を勉強しつつ,この辺ももう少し考えてみたいと思っています。
日常生活関連
- 部屋の掃除
- 安定的な生活リズムの形成
部屋の掃除があまりにもできていなくて汚いので。。あといまだに院生のときのようなメタクソな生活(ただし授業の関係上,朝早い時は多い)をしているので改善しなくてならないかと。
ふんわりした目標はふんわりしすぎて,何書いてるかわからないし,まとまってないけど,これで終わっておきます。
今年度も頑張って生き抜こう。